2018年04月04日

フランスへ


次女がフランス留学のために旅立ちました。

ドイツに留学していた私ですが、ここのところ圧倒的に
フランス人との仕事が多く、関わりが深くなっています。

一念発起して去年秋からフランス語も始め、何とか
日常会話なら(まぁ英語やドイツ語混じりになっちゃうけれど)
話せるようになっています。
ドイツ語くらいしゃべれるようになりたいなぁ、と。

ドイツとフランスは同じ欧州のお隣通しの国とは思えないほど
文化も価値観も人生観も違う様な気がします。
どちらも強固でどちらも魅力的ですが、学ぶならドイツの方が
ストイックで落ち着いて学べる空気があると思うのですが、
感性を刺激される、となると、フランス、の方が少し歩があるかと。

言葉はその国の文化だし、国民性を象徴する、というか
言葉によって日々培われる感性、方向性、志向性は大きいと
そんな気がします。どちらが卵で鶏かはわかりませんが。

ドイツ語は本当に合理的で、妥協のない、緩みのない言語です。
曖昧さ、微妙さ、誤解を招くような要素がとても少ない。
的確で端的で、意志的です。

フランス語は、ドイツ語より感性としては日本語に近いです。
曖昧さ、微妙さ、移ろいのような感覚的なものが
言語の中に含まれていているからです。
しかし発音は、書いてある言葉と発音との間に
大きな隔たりがあり、例えばメトロの駅名を見ても、
どう発音するのかわからないし
その駅名を車内アナウンスで言われても、聞き取れません。

良くも悪くも、かなりアバウトな部分を抱えている。
繊細な部分もありながら、基本的には楽天的。
ケ セラ セラ、なるようになる、と。

音楽を一緒にしてみると、深いけれど軽い。
悲しみや絶望はあるけれど、重苦しくならない。
どこかに、飄々とした人生や愛を達観しているところ
が、あるような気がします。
だから、彼らと奏でる音楽の中には、常に歓びがあり
そこが、たまらない魅力です。

娘は、昼はヴェルサイユのコンセルバトワールに
夜はパリの語学学校に通います。

感性を磨き、様々な体験を糧にして、日々学ぶこと。
娘に負けず、私ももっと学んで生きたい。
人生は学び続けることでもある、と思っています。



posted by yukiko at 12:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記