2018年03月28日

演奏と発表の違い


温かいを通り越して、もはや暑い!
まだ3月だというのに、初夏の様相ですねー

演奏会、と、発表会。
普段のお稽古、努力の成果を舞台の上で披露する、と
言う点で同じ行為ですが、この二つには
天と地ほどの差があるのでは?
と私は思っています。

例えが正しくないかも、ですが、歴史の教科書を執筆するのと
歴史小説を執筆するのとの違い、といえばいいのか、な。
う〜ん、説明するのは難しいのですが、
日頃の努力の成果をその生徒なりに演奏家なりに懸命に弾けば、
発表は成り立ちます。

でも、それだけでは演奏にはならない。

演奏に必要なものは、その人の個性、ピアノ・音楽・人生との
向かい方が、表現として現れていなければなりません。
演奏する曲の背景を知り、作曲家の意図を楽譜から読み取り、
自分の感性や技術を駆使して自分の言葉にしていく。
時間軸に従って時に物語をつむぎ、時に自然の描写に寄り添う。

情景や物語や感情や描写が、聴く人の心の中に浮かんでくる様な
まるで、タイムトリップしてその時だけの空間に
心を委ねているようなそんな舞台が、演奏、なのだと思います。

さて!今日も素敵な演奏を目指して、レッスンが始まります。

posted by yukiko at 14:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記